2012.7.21 ミュージカル 「王様と私」

話題の松ケンが…って、将軍さまのほうです（笑）

この舞台、本格ミュージカルを手ごろな値段で見れるという宣伝で地方を廻っていたようですが…。
安かろう…悪かろう…は当てはまらない！！！！！むしろ、この豪華キャストで、この本格ミュージカルをこのチケット代で見てもいいのか？…というのが一番の感想でした。

そして…秋田県民会館の音響の悪さに申し訳ない…って。

話は、映画「アンナと王様」にもなっている名作。
野蛮といわれるシャムの王様のところに、イギリスから来た家庭教師親子がやってくる。
その出会いと、反発、信頼…そして愛。一方、この２人に関わる若い男女の悲しい恋愛もあり…それが切なさをかもし出す。
映画観てないですけど…そんな名作で。

きっと映画はもう少し長いのかもしれないけれど、切なさがギュっと詰まった作品という感じでした。

松ケン（松平健さんです！）さんは、結構、歳がいってるハズだけれど、最初は若々しい王様として出てきて、軽やかにステップを踏んだりして、素敵でしたよ。滑稽なシーンも一生懸命やってるーって感じでしたが、オバちゃんたちには大ウケ。
さらに、人気は劇中劇に出てきたサイモン王。お面を被っていたのでわからなかったようだけど、カーテンコールで、それが振付師でもあるマーシー（真島茂樹さん）だとわかったとたんに、キャーキャーって大騒ぎ。ただのミーハーじゃないか（苦笑）
さすが、振付師…ダンスのキレは凄かったです。

ミーハーといえば…アンナ役の紫吹さんが出てきたときもキャーキャーって…。
王様の松平さん出てきてもキャーキャーって…。
そして、一曲終わるごとに拍手。

やめてぇ〜って感じデス…（TT)

そういえば、タプチム役の平田愛咲さん。
素敵な歌声でしたね。かなりのソプラニスト。会場の響きが悪くてすごく勿体無かった。
彼女、シルベスター・リーヴァイ国際ミュージカル歌唱コンテストでグランプリ獲ってた方なんですね。リーヴァイさんのコンサートのDVDでも歌ってました。というか、東宝ミュージカルアカデミー生でワタシ、卒公観てたようです。

タプチムははいだしょうこさんとのダブルキャストだったみたいで…ワタシの中ではしょうこおねえさんですからね〜。そちらも、相手役藤岡くんとの絡みが観たかったです。
しかし…あの会場には藤岡くんファンは居なかったのだろうか。うーん。

それにしても、本当にこのチケット代でこの舞台は贅沢でした！