2012.2.5 白瀬中尉物語〜南十字星のもとへ〜

秋田を代表するプロの劇団「わらび座」と県民が作り上げたミュージカル。
確か、劇団のワークショップとオーディションの日が被ってて行けなかった気がする。
本当は受けたかったのだけれど…まぁ、あと稽古に通うことを考えると無理だなぁと思ったんだった。

そんな複雑な気持ちを抱えての観劇だったのだけれど、どんどん引き込まれていった。
一般人(といっても、ほとんどが何らかの形で演劇に関わったことがあるらしいけど…なんたって劇団はちのすのメンバーもいたものね…)のキャストも1年という稽古期間があったからなのか、とてもうまく演じていたのでは?
なんたって、大曲公演の主役白瀬中尉は秋田公演で中尉役をやったわらび座の人ではなく一般の方だったのだから。
しかし、わらび座の方も、決して突出しているわけでもなく、一般の出演者に合わせいるような感じで、とてもいい雰囲気でまとまっていた気がする。

内容(脚本)の方も、よかったと思う。
白瀬中尉の南極探検がいかに過酷だったのか…苦労がとても伝わっていた。
だからといって暗くならないミュージカル。
白瀬中尉って実はホントに凄い人なんだな…と。
もし、この人を秋田の偉人だと讃えるならば、この2回だけでの公演でなく、わらび座の人たちでの再演かロングランを期待したいですね。

終了後のロビーで、はちのすのTくんと言葉を交わす。やりきった感がとても印象的でした。


楽しそうだなぁ〜そういうの…。