2012.1.22 時限劇団 「怪談 秋田牡丹燈籠」

東京で活動している帰ってきたゑびすの近藤さんが秋田の演劇人に声をかけ、
一時的なユニットとして作った劇団らしい。

この公演、まず注目したかったのは会場だった。
アルヴェのきらめき広場って…よく無料イベントをしているような所で、どうやって舞台を作るんだろうって気になった。
パテーションで区切りをつける…といいつつ、実は2階通路からは丸見えという。一応、「公演中につき立ち止まらず」的な注意書きはあったらしいけど。
ワタシがそこを通りかかるなら観てしまうなぁ。
いや、ちゃんとチケット買って、席について観たけどね。当日券だったため、後から入場で適当に空いている席に腰掛けた。
まぁ、悪い席ではなかったな。

題材は、怪談牡丹燈籠を地名や言葉を秋田にしたもの。
主役には、フリーの八百屋さんが出演されてて、玉手箱の検察側の証人初演のときから、結構好きな役者さんです。
亡くなった妻、そして、愛すがゆえに幽霊になった娘に惚れられるというかなり難しそうな役どころを、本当うまく演じているなぁと思いました。

またそれに関わる番場さん。
ルフォコンブルの「父と暮らせば」以来です。
寒いのに裸にさせられて、ヒールで?蹴られ…
いやぁ、貴重なものを拝見しました。
相手役だったまゆみさんの鬼っぷり、よかったです。

吹き抜けのせいで音が広がって声が聞こえなかったり、周りの騒音も結構あって、セリフが曖昧に聞こえたりすることがあったのが惜しい…なって思った舞台でした。

コンベンションホールは借り賃が高かったのかなぁ…
演劇やるにはそっちのほうがよかったなぁと思ったのはワタシだけじゃないはずですね。
たぶん。