2011.5.21 (土) 劇団四季 「クレイジーフォーユー」

毎回、秋田にきてくれる劇団四季
ありがたいです。
CMで流れている曲もなんだか楽しそうだし、
劇団四季のコメディってどんな感じだろう?という興味もありで
観劇決定。


四季の舞台は今まで
オペラ座の怪人」「CAT’S」「コーラスライン」と
観ているけれど…
これが一番好きかも。
たぶん、コメディというジャンルだからかなぁ。



純粋無垢な恋愛と勘違い、そして、すれ違い。
そんな中での華やかなパフォーマンス。
軽い男に見えた主人公ボビーが
どんどんカッコよくみえていった。
そして、ボビーが憧れる田舎娘、ポリーの勘違いとすれ違いに
ちょっとキュンとなったり、手助けしたくなったり。
ボビー、愛すべきキャラだわ。


途中のパフォーマンスで、椅子を組んでバリケードみたいに
作り、最後はその頂上で赤い旗を掲げるシーンがあった。
…これ、どっかでみたような…(笑)
と思ったら、そのシーンの最後の台詞が
「革命の芝居か…」みたいな突っ込みで…
たぶん、あのミュージカルを彷彿させるシーン。
ミュージカル好きには笑えるのだけど…
さらに、この時期、そのミュージカルやってたしね。
えぇ、その名も
レ・ミゼラブル
思わず、ブッ!!!と噴出しそうになったのだけど、
周りの人は、観たことがある人が少ないのか、スルーでした。
残念。

久々に、さわやかな気持ちで観終わった、ミュージカルでした。


<クレイジーフォーユー>
2011.5.21(土) 
秋田市文化会館
13時開演 S席14列39番


あらすじ
1930年のニューヨーク。
ブロードウェーのショーに熱をあげている銀行家の母を持つ、ボビー。
毎日、ブロードウェーに通っては、大興行主ザングラーに自分のタップを売り込むが
軽くあしらわれている。
そんな彼をショービジネスから遠ざけようとネバダ州の田舎町へ
物件の差し押さえの仕事をさせにいく。
そこはもともと金鉱で栄えた町だったが、今や人口も少なく
女性はポリーだけ。
そんな彼女に一目ぼれしたボビー。
しかし、彼女はボビーが差し押さえをするはずの劇場の娘だった。
ポリーに気に入られたい一心でショーを上演し、劇場を救おうと
提案するボビー。
しかし、ポリーは彼が債権者だと知り、申し出を断る。
数日後、ザングラーが踊り子たちと町に現れる。
実はザングラーに化けたボビーだが、ポリー親娘は二つ返事で承諾し、
町の男たちが即席ダンサーに着々と準備がすすむ。
そうしているうちに、ポリーは偽ザングラーに惹かれ始め
ボビーは自分の恋心を伝えようと苦心する…。
しかし…
ショーは客が来ず、失敗に終わり…。