2010.1.30(土) 秋田演劇フェスティバル 「猫の恋 昴は天にのぼりつめ」

秋田演劇連盟の40周年記念、演劇フェスティバルというイベント的な企画。

秋田を3地区(県南、県北、中央)と分け、それぞれの演目を二日間にわたってやるというもの。
自分のいる劇団も連盟に加入しているため、参加を要請されたのだけれど…
この前の週に仙台で、そして、3週後に秋田での公演を控えていたため、辞退した。


ま、受付の手伝いなどはやっていたようですが…(ワタシは完全、客です(笑))

さて、その一つ、この「猫の恋 昴は天にのぼりつめ」は、中央地区の作品。
作者は、青森の高校で演劇部の顧問をしている、五城目出身の畑澤聖悟さん。
先生といっても、劇作家としての活躍はプロである…。


この作品はもともと劇団昴というとこに書いたものを…秋田版に直したとか。

あらすじは、
仕事に出かけたまま失踪した父に代わり、
旧家を一人守る櫻(さくら)は43歳。
同居人は15歳になる老猫・正(しょう)ちゃん。
一人身の櫻を心配する世話焼きな親戚のおかげで、なんとか見合い相手と結納まで漕ぎつくが、
見合い相手の赤田まさをの家族は訳ありの風情。
人々の想いが錯綜するなか、誰よりも櫻を案ずる思わぬ人物が現れる…
(パンフより)
というもの。


参加は、
シアタールフォコンブル、声のグループひいらぎの会、劇団ドールファミリー、劇団はちのす、演劇ユニットFuRu-Ruのメンバー。

猫…よかったです。
擬人化してるんですけどね(笑)
かなり年配の方なんで…途中でセリフ忘れたっぽいところもありましたけど…猫って感じ(笑)

あと、最近は役者としてやってきてないはちのす加藤さん。
よかったですよ〜。
本当はあの役、劇団代表がやるハズだったらしいけど…ま、体型も似てるし(笑)
でも、練習の成果はありますよね。


話もすごくまとまってるし、ひとりひとりが活きてるし、個性を発揮してるっていうか。
スッキリ感がありましたね。
うん、この中に入ってみたい…気もするけど、観客でよかったかな…な気もしました(笑)


猫の恋 昴は天にのぼりつめ>
2010.1.30(土) 開演13時 
秋田市民文化会館小ホール 全席自由

秋田演劇連盟中央地区合同公演
(シアター・ル・フォコンブル、劇団ドールファミリー、声のグループひいらぎの会、劇団はちのす、演劇ユニットFuRu-Ru)
キャスト
倉橋櫻…菊地尚子(シアター・ル・フォコンブル)、正ちゃん/倉橋正太郎…吹浦清(劇団ドールファミリー)、
橋玄二郎…番場政司(シアター・ル・フォコンブル)、倉橋はな…安倍眞壽美(声のグループ・ひいらぎの会)、
本郷博…加藤順平(劇団はちのす)、山本玲子…根田朋子(シアター・ル・フォコンブル)
赤田まさを…加藤正志(劇団はちのす)、赤田まきこ…柏木蓮(フリー)、
赤田まこと…畠山健(シアター・ル・フォコンブル)、赤田まき…加藤麻弓(劇団はちのす)、
梶山紘子…中川祐子(演劇ユニットFuRu-Ru)、緑川真智子…泉麻奈美(演劇ユニットFuRu-Ru)、
林沙都子…川上舞(劇団はちのす)、林次郎…高橋寛志(劇団はちのす)、秋山政…佐藤正和(シアター・ル・フォコンブル)