2009.7.25（土） MW-ムウ-

山形・イオンシネマ三川

某SNSのネット友で玉友さんとデイト（笑）
7月あたまから始まったばかりなのに、もう夜の時間しかないというＭＷ。
ここの場所からだと山形行っても秋田に行っても同じくらい。
山形のほうが微妙に近いかも…国道7号線をただまっすぐ走って行くだけだし。

さて…正直、賛否両論あるみたい。
この映画の原作は手塚治虫氏のマンガで、主人公である殺人者の同性愛の描写があるらしい。
それが映画では一切、カットされていて、殺人場面をクローズアップしている。

マンガは読んでないから何とも言えないのだけれど…

玉木ファンが見る映画としてはよかったと思うよぉ。
とまず、言っておきたい。

真夏オリオンを観てから見ると…その正反対な役に驚く。
真夏のオリオンは、「命の大切さ」を訴える誠実な役なのに、
この映画では「命」を平気で奪う。そのために誠実さがあると見せかける。

オープニングからアクションシーンで、掴みはＯＫみたいな感じかも。
時間が2時間を越えると聞いていたから途中飽きるかなぁと思ったけど、
全然飽きずに最後まで見入ってた。

玉木ｸﾝの結城、キレイすぎる…カッコよすぎる…
絶対騙されるな…あれ。
それに対しての山田くんの賀来、切ないなぁって思った。
パンフによると、その賀来の心情で、「同性愛」を表現したらしいけど…
実際に絡んでもよかったのかも。
その辺がもどかしいと思われる所以だな…きっと。

それ以外のキャストというか、結城と敵対する刑事役の石橋凌さん。
随分走ってるなぁって思った。
もう、そんなに若くはないんだけどね…（笑）
ＡＲＢ時代なら、もう少し素軽かったのかも。
すっかり役者になっちゃったけど、また、歌、歌わないのかなぁ。
って、違うとこで考えてたり。

そういえば、R指定されてたね。この映画。
殺しまくりだもの…
部下刑事　橘が殺されたシーンは、映画を見た瞬間、グエッとなって…
その後3日くらいは夢でフラッシュバックしました。
殺人シーンでフラッシュバックしたのは、「ジャンヌダルク」で
ジャンヌのお姉さんが殺されて犯されるシーン以来。
…
テレビでは放送できるんだろか？（ｼﾞｬﾝﾇﾀﾞﾙｸではｶｯﾄになってた…）

あのシーンがなければなぁ…DVD欲しいんだけど（笑）
あのシーンでＮＧ集とかあればほのぼの？（台無し…だけどププッ）

それにしても…最後、賀来は…無駄死にのような気がしたのは私だけ？
あまりにも切ないなぁ。
ま、日本は救ったけど？
うーん、
続くような終わり方だったんで…よかったら続きが観たいなとも思ったけどね。

いづれマンガを読むつもりではいるけど、たぶん、マンガ→映画だったら、愕然としたかなぁ。
うん、だから、これでいいのかもしれない。

＊＊＊＊＊休閑追伸＊＊＊＊＊

玉木ｸﾝ演じる結城の部屋に指紋が一切残っていないと言うシーンがある。
けど…
観終わってから玉友さんと言ってたこと。
「それってさ、一生懸命、指紋拭いたり、髪の毛も落ちてるかもしれないから
コロコロとかしたり…トイレも一生懸命掃除したりしてるのかな。
結城が…」
って
そんな結城、ある意味、見たくなーーい（笑）

＜ＭＷ−ムウ−＞
２００９年　ギャガ・コミュニケーションズ

監督：岩本仁志

出演
結城美智雄：玉木宏　賀来裕太郎：山田孝之
牧野京子：石田ゆり子　沢木和之：石橋凌
溝畑：山本裕典　美香：山下リオ　松尾：鶴見辰吾
三田：風間トオル　岡崎俊一：中村育二
山下孝志：半海一晃　望月靖男：品川徹
橘誠司：林泰文　リチャーズ司令官：デヴィッド・スターズィック