2008.10.18(土) プロデュースユニットドルテ 「ウーマン・オブ・マンハッタン」

たまたまというか…偶然というか。

10月18日(土)に、ワタシにとって大事な役者さんである上條恒さんが出演(演出・脚本)するミュージカル「FAMILY」の日程があった。
翌日19日(日)、FAMILYの再演に行くと決めてから、ワタシの大好きな役者さん、山口祐一郎さんのファンクラブイベントがあると知った。
ということで上京を決めていたある日のこと、
以前、エリザベート宝塚盤を貸してくれたSさんが秋田から活動の場を東京に移し、演劇ユニットを立ち上げたと知った。
記事参照:エリザベート宝塚雪組公演

日付を見ると18日、19日。まさに上京しているビンゴの日。
二つのイベントに参加する以外、特に予定もないので、行ってみることに。
18日(土)の14時からの回。

池袋から、東武東上線に乗り、3つ目の駅大山で降りた。
そこは住宅地で、劇場までの道は、商店街になっている。
なんか、落ち着くような場所…だけど、やけに人がたくさんいるなぁと思ったら
板橋区民まつり」をやっていて、中学校の校庭には出店がいっぱい出ていた。
それも、各国の料理みたいな…焼きそばたこ焼きは当たり前で、インドカレーとか、タイ料理とか…色々。
さすが、国際都市東京だ…などと関心していたんだけど、
それはおいといて(笑)

そんな祭りでにぎわう通りを抜けると、マンションのような建物の地下に劇場はあった。
池袋駅で選んだ花と秋田からの小さなお土産を受付に渡す。
予約名はカマダスカイ(笑)
そのほうがわかるかなぁと思って。(何がわかるんだか?(笑))

中に入ると、とにかく天井が低くて狭い!という印象。
ココラボより狭いし…暗幕で出演者の控えを作ってることもあり、そのせいもあるのかも。
照明は結構、いいものを使ってそうだけど。
小劇場というのはこういうものなのかなぁ?なんて思ったりして。
40人ほどしか入らない観客スペースは満員。人脈なのか、芝居好きが結構いるのか…

舞台には、ソファとテーブルセットがあるだけのシンプルな作り。
HPで見ていたチラシがすごくシンプルでステキで、そのままな感じ。

舞台が始まる…

ん?印象が変わった。
初回の公演のせいなのかな?
結構、みなさん、カミカミで…惜しい。
舞台には魔物がいるな…と思った。

長セリフが多いせいか、聞くのに一生懸命になってしまった。
動きや表情を見てみたかった…

女性が3人、愛やSEXについて語り合い、途中に、男性との絡みが入る。
そこで一旦、場面が変わるからホッとしたような気がした。
なかなか難しいお芝居だったんじゃないのかなぁ。
やりがいもありそうだけど。

キャストの彼女たち…無理に金髪にしなくても…とか思ったり(^^;
チラシのままの髪型でも十分イケたかも。

観ていて、ずっと思ってたのは…あ、このセリフでギャグ言えるとか(笑)
ダメだなぁ。コメディー頭になってます。
でも、ビリーやりたいな…なんてことも思ったりして。
性格的は、ジュディかもしれない。

そうそう…デューク役の男優さん…ちょっと稲垣吾郎ちゃん似だったのは気のせいかなぁ。
(せりふ回しとか、動きが…)

ひさびさになかなか深いお話を見た気がしました。

帰り…Sさんにお会いできなくて残念でした。
出演されてる方に宮城出身の方がいたので、その方ともお話はしたかったんですけどね…
割り込んでいく、勇気がありませんでした。

回数を重ねていった日に見れば、もっと違ってたのかもしれないな。惜しい…。

<プロデュースユニット ドルテ 「ウーマン・オブ・マンハッタン」>
2008.10.18(土) 14:00
演劇フリースペース サブテレニアン 全席自由

<キャスト>
ロンダ・ルイーズ :大木伴与、ビリー:永野美雪、ジュディ:大石あやの
ボブ:大和田敦、デューク:道家和希