2008.4.19(土) 東宝ミュージカル「レベッカ」

初めてのシアタークリエ。
キレイでいいですね。食べるとこもあります…。
同じ日だけど、この日、母はマチネを、ワタシはソワレを…という観劇になりました。
チケットルートが違うので。
母はお昼からの開演なので、2階の無印カフェで軽く食事。
それに付き合いました。ベーグル美味しかった♪

それはいいとして…
初の場所なので、ネットで座席表確認。
ずいぶんと小さいホールだなぁって思ってたら…案の定、小さい!
定員611名。
そんなホールで、いつもなら遠くに見えてるミュージカルキャストたちが間近に見えていて、よかったよぉ〜が
まず感想♪
祐さんなんか、大きさがはっきりと分かります(笑)
そして、芝居をやってる目線でいえば
アマチュアで芝居をやるにもちょうどいいような大きさ。
あの舞台に立ちたい!が終わったあとの感想。
ムリだけど…

実はこのチケット、キャストさんから手配していただいた席。
1ケタ台のセンターなんて夢のようでした。
双眼鏡なんて要らないし、一人一人の行動がすごくわかる席。
もうちょっと前なら「唾とんできそうな」感じ。
その理由はオーケストラピットがないからってことも関係してると思う。
でも、ちゃんと音楽はオーケストラです。
袖にひかえてて、反対側の袖にいて影コーラスの人や、指揮者は舞台をモニターで
確認してるとか。
初の試みでしょうか、大変だと思いましたね。

と、まぁ、劇場に感動してきたのもあるけど、
作品も初づくしだったけど、「ステキ」でした。
この作品、ヒッチコックの映画にもなってるミステリー。
小説の方も、映画も観てないけど、ミュージカルでもこの人怪しいよね?
みたいな謎あったと思います。

いろんな記事などにも書いてあるけど、
タイトルロールの「レベッカ」は登場しない。
けど…影コーラスやレベッカに仕えていたという夫人がレベッカを強調…これがコワイ。
高嶋兄の奥さんであるシルビアグラブさんが、この夫人役だったんだけど
怖かったぁ。
能面みたいな無表情な顔で冷たく歌い上げる彼女の演技は圧巻。
なので、カーテンコールでニコニコして出てくるとすごいギャップが(笑)

大好きな祐さんはレベッカの元夫。
ポスターやチラシなどでは主役のように出ている…主役かと思ったら…
ちがった。
主役は大塚ちひろさん演じる「わたし」
「わたし」は…名前で呼ばれないので、「わたし」が役名になっているという
不思議な設定。
誰かも言ってたけど…祐さん演じるマキシムは「わたし」と結婚するんだけど、
「わたし」の名前を呼ばないんですよ。
旦那なのに。そのうえ、DV系…(ヲイ!)
その理由は「レベッカ」にあるんだけど。

そんな中で優しいのが禅さんのフランク。いい人の似合う人だよね〜。
でも、レミゼでジャベールやったんだっけ。んーそういう役も観てみたい。
いい味出してる。
それともう1人。久々の吉野さん。軽快なダンス、相変わらずでカッコいい!
禅さんとの(わたしもいるけど)シーンは笑えました。

あぁ、もう一度観たい…切なる感想。再演希望。さらに地方公演も希望。
北に来てください!(それかい!(笑))

ただ、一つ気になったのは…
オケピが目の前にいないから?
まだ、始まって間もないから?(6日から始まり、6月末まで)
ちょっとさぐりさぐりやってる風は否めなかったなぁ…
観るほうもさぐりさぐりだし…
だから、今度は余裕を持って観たいんだ…完全に、風景に溶け込んだように観てたので。

追記:パンフが舞台稽古写真でした。ケド、ネット友達のおかげで舞台写真入りをゲット♪
なんだか相性のいい舞台のような気がします。

東宝ミュージカル「レベッカ」>
2008.4.19(土)17:00
シアタークリエ  7列20番<主要キャスト>
<主なキャスト>
マキシム・ド・ウィンター:山口祐一郎、わたし:大塚ちひろ、ダンヴァース夫人:シルビア・グラブ
フランク・クロウリー:石川禅、ジャック・ファヴェル:吉野圭吾、ベアトリス:伊東弘美、
ヴァン・ホッパー夫人:寿ひずる、ベン:治田敦ジャイルズ:KENTARO、ジュリアン大佐:阿部裕