2007.12.2(日) 東宝ミュージカル「モーツァルト!」

「テイクフライト」を観終わり、余韻覚めやらぬうちに帝劇へ。
フォーラムを出るとき、人の波に流されて外に出たため、そこがどこだかわからなくなってしまった(苦笑)
とにかくお堀を目指せば行ける!と思い、目指していたら
見覚えある通りに出た。
そして見覚えある人が…それは母。

1時間前の開場。会場に入る前にトイレに行ってくると地下へ。
だって会場入ると混むもの…。
戻ってきたら開場してたのでさっそく中へ。
早いからか、大して混んでるわけでもなくプログラムはスムーズに買えるし、
売店前もそんなに人だかりではない。
売店を覗く…祐さんのデザインしたと言うクロネコキャラが帝劇瓦煎餅になってる…
一見安そうなのにちょっと高いぞ…
ってか、反対側にまわったらグッズが増えてる。ヾ(゚∇゚*) オイオイッ
結局、何も買わずに来たケド。

席は2回目MAの時に座ったところよりちょっと後ろ。
セットがどんな感じなのかわからないけど、死角ができそうかなぁと思ったが
案外大丈夫だった。

主役のヴォルフガング・モーツァルト役はWキャストで、この日は井上芳雄くん。(何故か「くん」付け)
貸切公演だったため中川晃教くん(何故か「くん」付け)の日程もあり、
母的には仙台出身中川くんがよかったらしいけど、わが劇団の公演予定があったんでね(白紙になったけど…(苦笑))
ま、私的には芳雄くんがよかったので都合がよかったんだけど。

ハイライト版のCDを聞く限り、芳雄くんは丁寧な歌い方だよなぁって思ってた。
曲調が結構ロック系だから中川くんの方が合ってる気はするんだけど…

さて、舞台の方はと言えば…
モーツァルト!という題名からクラッシック調が強いかと思っていたが、
かなりアップテンポの曲が多く、その中でモーツァルトの理想と現実の苦悩がうまく表現されている。
MAのときもちょっと思ったけど、芳雄くん、声が低くなった?!
あと演技も変わったような…(あんまり観てはいないけど)

ヴォルフガングの敵役、コロレド大司教、帝王?!山口さんの存在感と美声は健在。
とあるシーンの乱れ方が可笑しい。
父親役のベテラン市村さんの子を思う悲壮感、そういえば、子ども出来たんだもんなぁ…
セリフが微妙にリアルに感じたのは思い込み?

1番、気になったのが…元SPEEDのhiroが出演してること。
東宝のHPにモーツァルトのブログがあるんだけど、
デモンストレーション発表でキャストの歌披露があって
それをを見る限り、SPEEDのときの歌い方そのままなんだよね。
高音を無理に出してるような、私的にはあんまり心地良くない歌い方…
それで1ヵ月半ノド持つのかナァとか、も思ったり。
実際みていて思ったのは頑張って歌い方をかえようとしてるように思えた。
演技が伴えていけば、ま、ミュージカルもこなせるんじゃないのかなと。
踊りは踊れるんだろうから…。

芳雄くんより、中川くんの歌い方の方が2人で歌うとこは合ってるんじゃないのかなぁ。
中川くんバージョンも観たいな…。

あ…そうそう。
吉野さんも出てるんだよね〜。
エンターティナーらしく、踊りは見ものでした。
あぁ、TDV思い出しちゃった、是非再演を…(ヲイ!)

子役のアマデ(この役が1番難しそうだよ…)、そして等身大のヴォルフガングを通してみたモーツァルトの生涯。
モーツァルトの曲でもきいてみようかと思った。
単純です(笑)

ということでこの日は300回記念だったそうです。
目指せ!放浪記らしい(笑)

東宝ミュージカル 「モーツァルト!」>
2007.12.2(日) 17:15
帝国劇場 S席1階H列9番 

<キャスト>(プリンシバル)
ヴォルフガング・モーツァルト井上芳雄レオポルト・モーツァルト市村正親
ナンネール・モーツァルト高橋由美子、コンスタンツェ…hiro、
ヴァルトシュテッテン男爵夫人…香寿たつき、コロレド大司教山口祐一郎