2006.6.17(土) asiantearoom menu.1『radio time』

ココラボラトリー 午後7時。

初めてのASIANCAFE 体験。
アジアンカフェとは秋田市内のアマ劇団。
前々回、ウィルパワー公演「I never…」の時に客演してくれた
Aさんが所属している。

女性ばかりの劇団で(別に女性だけを募集しているわけではないそうですが…)、
HPからそうだけど、オシャレで、センスが良くて…芝居もそんな感じだそう。
観てみたいなぁ…と思いつつ、なかなか機会がなくて。
やっと、観れたって感じ。

といっても、今回のは、朗読劇。
いつもと趣向が違うらしい。

6つあるストーリーのうち、4つを上演のオムニバス。
公演は5回で、その日によって、その4つが入れ替わるという趣向。
だから、1回観に行っただけでは2つを見損なっちゃうんだけど。悔しいじゃないかぁ。
といっても、連日は無理。
なので、初日だけだけど、行ってみた。
チケットは予約制だから、早めにAさんに頼む。
第一号予約だったそう(笑)
そりゃそうだ、朗読のメニューが決まらないうちに予約してるし…
でも、良かったよ、Aさんの出る日で、彼女、この公演を最後に東京へ嫁ぐらしい。

さて、そんな余談はよしとして。
中に入ると、ウィルパワー最年少のIくんがウエーターをしていた。
おっ、カッコいいじゃないか。
でも、テンぱってる(笑)
結構、はじめの方に入ったのに、どうして、最後なんだよぉ。頼んだもの…
という不満はありましたが。
まぁまぁ…

さて、芝居の内容。
朗読みたいな二人芝居…。
この日の内容は、
「デューク」(江國香織『つめたいよるに』)、
「ものすごく見栄っぱり」
「今年はじめての半袖」
「真面目であればあるほど」(山本文緒『絶対泣かない』)の4本。

どの本も読んだことないものだから、じっと聞き入った。
正直なところ、江國香織さんは苦手だったり(^^;
ある一冊を読んで自分にはちょっと合わなかったというか。もう、いいかな?!と。
好みの問題なんですけどね。

でも、ここで取り上げられた本たちは芝居になることによって、より自分に近づくというのか、
立体的に浮かび上がるというか。
セットも、着ている衣装も変わらないのに、場面展開では、きちっと文字通りのものに見えてきた。
苦手さえも克服していた。

終わったあとの感覚は不思議な感覚で、とても心地よかった。

おいしい紅茶とおいしいクッキーのおもてなし付き…
おしゃれ空間っていうのか。
また新しいお芝居を観た気がした。

<asiantearoom menu.1『radio time』>
2006.6.17(土) 19;00
ココラボラトリー 全席自由