初めての東京観劇(1)

2005.9.29(木)
=東京へ=

前の晩に寝たのは11時を過ぎていた。
興奮しているのか、寝坊してはいけないというプレッシャーからか、
よく眠れないまま、携帯のアラームが鳴った。
午前2時55分。
夕べ片付けるはずの旅の準備の残りを片付け、
まだ満天の星空が広がる午前3時過ぎ、原チャに荷物をつけて、
隣町のWさんの家へ向かった。
寒い…確かに朝晩寒くなって季節だなとは思っていたけれど、
原チャで走っているその風は「痛い」に近いくらいだ。
Gジャンは見事に風を通していた。

途中のコンビニで用事を済ませ、そこにWさんに来てもらう。
Wさんの車の後を付いていき、無事到着。
予定を10分くらい遅れた。
さらに隣町のIさんの家へも行かなければならない。
寒いのに、家の前に立っていたのかな…ごめんよぉ〜。

秋田駅には、午前5時半前に到着。
何故、こんな早い時間に駅に向かったか…そうそれは書いていなかったな。
秋田新幹線のお得切符に、「朝トクこまち」というのがあるんだ。
それの切符を購入してる。
朝一番の始発を利用するとお得ですよってヤツ。
始発は6時2分。その新幹線を使うのには、車で行く必要がある。
まぁ、手続きをすれば、駐車料金はタダだ(ただし、仙台以南へ行くことが条件)
秋田の沿岸南に住んでいるワタシたちは、秋田駅までも遠い。
だからこそ、そんな早起きをしなければならないのだった。
不便だね…ま、そんな話はいいか。

夕日は、しょっちゅう見るけれど、朝日はなかなか見られない。
駅構内に朝日が入ってきたその瞬間
「早起きってなかなかいいもんだね〜」なんて言っていた。
眠いんだけどね(笑)

6時2分…秋田駅を出る。
しばらく、景色を眺める。
秋田新幹線山形新幹線は、新幹線じゃないといわれる。
それは、普通の列車と同じ線路を走るから。
少し早いくらいで、踏み切りのある道路を横切り、
民家や、田畑の間、山の茂みを近くに感じながら走っている。
7時前、前の晩、スーパーで調達したオニギリを朝食に取り、
CDを聞いているうちに眠りについた。

そうそう、「こまち」には三人掛けのシートがない。
2対1。ワタシは、1人だったので、いつも1人旅と変らない面持ちで過ごしていた。

時間通りの午前9時51分。
東京到着。
そのまま山手線で、新橋へ。
新橋から一駅だけ「ゆりかもめ」に乗り、ホテルのある汐留へ。
話のネタに…ワケなので、これ以来、ゆりかもめには乗らなかったな…
新橋、汐留間は歩いても大した距離、じゃないんだから(笑)

ホテルへ荷物を預ける。
チェックインは午後5時。
さて、次の目的地へ行こうか…。