2008.9.2(火) 崖の上のポニョ

TOHOシネマズ秋田

病院が終って、観に行った。
平日だというのに、相方も一緒(笑)
相方は何気にジブリファンらしい。

とても不思議といえば、不思議だけど…宮崎アニメだから…といえばそれまでだよね。
海にいる…金魚の子。
金魚が海にいるわけないんだけど、宮崎監督が「金魚」って言ったからそうなったと、
どっかのテレビで言っていた。

でも、金魚でよかったのかも…カワイイし。
熱帯魚だと「ファインディングニモ」の真似とか言われるのかもしれないしな。
内容的には違うけど。

海の外にあこがれる金魚の子が、家出をして、瓶に嵌ってもがいているところを崖の上に住む宗介に助けられる。
海の中ではポニョを探して、怪しい人物が動いている。
これが父親らしいが…このヒト。元は人間…だけど、海の精?女神と結婚している…。
そのこどもがポニョ(と、小さな妹たち…)
そこがまた不思議世界。

結局、父親に海の中に連れ戻されてしまうが…宗介の血を吸ったポニョは人間になれることを知り、人間になりたいと願い、
また脱走をする。
その一方で、ポニョが人間になりたいと願ったために、月が近づき、海が荒れ、町を飲み込みはじめてしまう。
大雨の中、宗介の母親がすごいドライバーテクニックで町を駆け抜けるシーンは、母強しだな…と思った。

ポニョは宗介に会うことができ、崖の上の家に行く。
母は1人、仕事先である老人施設に戻る。
朝、目覚めると…崖の上の家なのに、床下浸水。月の力恐るべし。
ポニョと宗介が母を捜しに、小さな船に魔法をかけてでかけていくとき、開けた窓の端を見ると、タコが家の中に入ろうとしているのが
細かいなぁって思った。

魔法がかけられるポニョに素直にスゴイと言える宗介もスゴイ。

結局、最後は…宗介の母と、ポニョの母が話し合い、ポニョは魔法の使えない普通の人間のオンナノコになれる。
宗介もそう願うし。
でも…あれ、オトナになったらどうなるんだろう…って思ったり。

そんなことは考えちゃいけないのかもなぁ。

なかなか深いアニメでした。

あ、最後のエンドロールが手書きで好きだなぁ。

<崖の上のポニョ>
2008年 東宝

監督:宮崎駿
声の出演:
山口智子(リサ)、長嶋一茂(耕一)、天海祐希(グランマンマーレ)
所ジョージ(フジモト)、土井洋輝(宗介)、奈良柚莉愛(ポニョ)
柊瑠美(婦人)、矢野顕子(ポニョのいもうと達)、吉行和子(トキさん)
奈良岡朋子(よしえさん)、左時枝(カヨさん)、平岡映美(クミコ)
大橋のぞみ(カレン) ほか