2013.12.6 遊佐演劇研究会 パラサイド・パラダイス

映画村のエキストラ関係の方が出演されるということで、
初鑑賞。
この季節の観劇は…正直、迷うよね。
ってことで、この時も吹雪いてて、さらに近くまで行っておきながら
道に迷うという。
まぁ、なんとか無事着いたけど、開演ギリギリだった。


既成台本のようですね…
広い舞台に鉄筋を組んだ近代的なセット。
始まりも、ビートのよい曲から…。
なんだか凄いものが始まる予感。

確かに
面白かった。
面白かったんだけど…
なんだろう…
演出が堅い…気がした。
緩さがないというか、キチッ、キチッとしているというか。
きっと、真面目な方たちなのだろうなぁって感じがして
勿体無いと思った。
さらに、舞台上の方々の緊張がすごく伝わってきて…。
あの広い舞台なのに、緊張伝わるって凄いけど。
年に1回公演を恒例にしているようなので、これが集大成なのかもしれないけど。
緊張しました、観てて(笑)

内容は、ワタシの好きなワンシチュエーションのドンデン返し系だったんで
面白かった。
だからこそ、実に勿体無い感じだった。
みんな上手いし。

テンポ的な余裕…が欲しかったかなと。


それと…
上の空間がもった無いなぁって。
本来は小劇場で、あのセットらしく、こじんまりとしてる感じを出すみたいだけど
舞台が広いので、こじんまり感がなくて。
何かに使うのかな?と思ったのだけど、使われることなく終わってしまい。
転換時でもいいから、なにか「たて」の動きが欲しかったなぁなんて
思ったりしました。
既成台本だから…演出変えることって出来ないのかな…わからないけど。

うーん。実に勿体無いお芝居でした。
来年も頑張って欲しいものです。